令和2年度関東地方発明表彰の発明奨励賞の賞状が届きました。
「右の発明は我が国科学技術の向上と産業の振興に貢献され…」と言われると、いや そんなに大したことでは…という気分にはなりますが、良いね!と言ってもらえたのは嬉しいです。
技術を開発したのはしばらく前ですが、当時見ていた風景や当時感じた気持ちは今でも鮮明です。
ああしてほしいしこうしたい、なにを検出できればそれができる?と打合せスペースで何度も話して開発を進めました。
一人はソフトウェアを実装し、一人はパラメータを検出するソフトを開発し、一人は何をパラメータにするのが良いか考えパラメータの設計値を決めていくという、違うグループに属するそれぞれが熱量をもってそれぞれの役割を全力で全うしていくチームプレーは、刺激的でしたし何より楽しかったです。
授賞式で開発者メンバーに会えればよかったのですが、参加者は各団体1名に限定されていました。
技術によって人に幸せを感じてもらうことができるかは分かりませんが、人に幸せを感じてもらうのに技術は有効だと思っています。
目標に向かって、新しいものや新しい技術を新しい発想で生み出していくのは、楽ではありませんがなかなか楽しいものです。
そんな経験を在学中にも積めるような研究室にしていきたいな、と思っています。
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