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オープンラボの実施 / Implementation of an Open-Labo.

大学の学部3年生にむけた研究室を紹介するオープンラボが開催されましたが、私たちの研究室では企業が開催するインターンシップをまねてOneDay研究室体験を開催しました。

今回はその当日の様子を紹介します。


実施の直前には、VRを使ったデモを見せる際の課題の確認をします。

リードで引っ張っているわけではなく、ケーブルがどこかに引っかかってVRのHDM(Head Mount Display)がずれてしまうのを防いでいます。



運営側は修士1年生だけに制限し、来場者も人数制限をして、さらに実施回数も内容も制限したオープンラボで、来てくれた方々にとっては少し寂しいオープンラボだったかもしれません。

運営する側としては、新型コロナウイルス感染拡大予防のための対応を検討したりするなど直前まで変更が繰り返されたのにもかかわらず滞りなく進めることができ、一安心でした。


今回の卒論OneDay体験で、卒論のイメージが持てたかは不安ではありますが、先輩たちがいることのありがたさや、学部3年生と修士1年生の視点の違いなど、私たちの研究室の雰囲気は感じることができたらいいなと思っています。



長い時間を過ごす研究室を選ぶ際には、やっぱりその研究室でどんな過ごし方をするのかを感じておくことはとても大事だと思っています。

そのため、オープンラボにはその研究室で実際に過ごしているメンバーに同席してもらうことがやっぱり欠かせません。

また、教員という立場の私は、研究室においては、学生という立場のメンバーに使ってもらうことで、ようやく価値を発揮できると思っています。

使ってもらえるほどの知識・経験があるのか、参考になる考えや志は持っているのか…そう考えるととても心もとなくはあります…

力不足を痛感し、非常に申し訳なく思い、学び続ける日々は止められないと、このオープンラボを通じて改めて感じます。


そのような志や反省は横に置いておいて、研究室のメンバーと一緒に考え、相談し、雑談し、談笑の中から新たな視点を見つけ、一緒に課題を突破し、一見無駄に見えるような時間であってもやっぱり一緒に過ごす時間はとても幸せな時間だな、とよく感じます。

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