2020/07/05に、防災リスクコミュニケーションに関連した勉強会に登壇しました。
私のほかに、現場に近いところで防災に取り組まれている京都大学の竹之内先生と、新しい熱中症警戒情報の策定に携わられている気象予報士の井田さんが登壇されました。
実践的なお二人のプレゼンの後、私は省エネや熱中症予防についてこれまでの研究事例やナッジの作成事例に基づいたナッジを中心にして、30分間以下のような話をしました。
1.ナッジとは
2.ナッジで進める省エネルギー~ナッジは本当に効果あるのか?~
3.ナッジで進める熱中用予防~なぜ高齢者はエアコンを使わないのか?~
4.ナッジで考える避難
勉強会の後、私がプレゼンの中で誤った解釈で引用した防災スイッチについて竹之内先生に改めて教えていただきました。
誤解:防災スイッチは避難の判断についての認知的負荷を低減するもの
正解:防災スイッチは避難の判断について主体性を持つもの
その話を受け、防災スイッチはイケア効果のような関心を持ってもらいたいものを自分事にするきっかけになるように思いました。
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