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Book Review / 読書ノート『誰もが人を動かせる!』

itoigawa1

p7 はじめに

その人が、どうしても成し遂げたいことがあるかどうかが、全ての始まりであり、何よりも大切なのです。


p30 第1章

そのあまりにも”泥臭い”過程を知らず、想像すらできない凡人は、彼らは生まれつき特殊才能を持った「天才」として自分とは別次元に区別しているだけではないでしょうか?もしかして”完全に別物”としておかないと、この世界のあらゆるジャンルにおいて、比較すると劣等感でこちらが耐えられなくなるからでは?超一流の人びとは、”泥臭い努力を継続できる人”で間違いないと私は確信しています。


p86 第3章

本気で全力を尽くしたなら、討死する気分も爽快なものです。私も何百回となく、豪快な討死を繰り返してきました。キャリアの出だしはもちろんですが、最近でももちろんありますよ。誰かにめちゃくちゃ怒られたり、失敗が重なって評価がガタ落ちしたり、誰かと深刻な人間関係のトラブルを抱えたり、そんなコストならかすり傷のようなものです。


p97 第4章

それがグローバル企業の多くで有名な、「日本市場でしか使えない日本人」問題です。日本人は人種や言語や文化の壁を越えて、リーダーシップを発揮できる人がものすごく少ないのです。


p113 第4章

他人の権利を侵害するわけでもないのに「欲しいものを諦める」のも、共同体のために良いことなのに「やりたいことに挑戦しない」のも、本当は周囲への配慮なんかじゃありません。そう自分に言い訳しているだけです。その正体は「自分が痛い思いをするのが嫌だからやめている」だけ。


p127 第5章

例えば、自分自身への評価とは全く関係ない”会社の看板”だとか。5年10年ですぐにでもひっくり返るのに”当座の待遇”だとか。誰も先のことは分からないのになぜか”安定”だとか。実は世間は誰も見ていないし、気にもしていないのに”世間体”だとか。それらのすべて自己保存が作り出した錯覚ともいうべき”フィクション”に囚われて、多くの人は目的に対して正しい意思決定ができないのです。


p140 第5章

要するに、それも会社の看板で考えるなということです。大企業に勤めようが、小さな会社で頑張ろうが、自分自身の求める目的に照らして、どんなスペースの職責を与えられて、どんな経験を積んでいくのが正解か?箱の大小はどうでもよく、自分にとっての”その中身”が大事だということです。


p149 第6章

私が最も重視するのは、現在のスキルや強みを超越した、もっと根源的な、その人が持って生まれた可能性に辿り着くことです。なぜならば、自分も含めて、人間の発展途上の居間の力よりも、練って磨いた後に光る”未来の完成形”にこそ、より巨大な魅力を感じるからです。


p150 第6章

特徴が見えてきたならば、その人の特徴が活きる仕事は何なのか?と考えてみます。特徴が「特長」に変わるか、弱みになるかを決めているのは、実は環境なのです。


p166 第6章

マインドセットを変えるためには、まず、こちらが誠実であることが大切です。誠実であるためには、まず相手に対して言うべきことを冷静かつ明確に伝達します。相手の逃げ癖や言い訳などの”痛がり屋さん”特有の行動が、組織全体の目的に適わず、どうしても許容できないこと。そして、具体的にどう行動すべきだったのか、そしてそれは目的に照らしてなぜなのか。さらに、そのマインドを変えるとキャリアがどう開けていき、変えないとどう閉じていくのか、そのあたりも誠実に伝えます。


p195 第7章

さらに、関わる組織や責任範囲がどんどん大きくなるにつれて、プレイヤーとしての自分の24時間に過剰に依存したやり方も、どんどん機能しなくなっていきました。小隊ならできることでも、中隊や大隊を率いると無理になっていきます。なぜなら、自分がいつまでも小隊長で陣頭指揮をする時間が物理的に取れなくなるからです。


p202 第7章

新し役割に応じて果たすべき機能は変わっているはずなのに、好きなことをしたいのが人間のサガであり、好きな仕事をきっぱりと権限委譲するのは情緒的に難しいということ。


p218 第7章

そして多くの人が、じぶんが生きていく意味に飢餓感を持ちながら、その居場所に導いてくれる「誰か」との出会いを待ち望みながら、今日を生きているのです。途方もない夢を本気で腹の底から信じて語れる人。自分すらも気が使いない自分の可能性を信じさせてくれる人。困難な時でも最後まで絶対に戦い続ける覚悟を信じさせてくれる人。そうやって、じぶんを本気にしてくれる人。そんな「誰か」が自分を見つけてくれる瞬間を人びとは待ち望んでいるのです。


p248 第8章

教える側と教わる側のより深い関係性の構築はもちろんのこと、多くの学友との関係性においても”思考の多様性”を身に付けるうえで、対面教育の重要性は言うまでもありません。人は集まってランダムに揉まれることで、情操と社会性を鍛え、生きていく力を身に付けるものです。


p254 第8章

目的は、教育の”中身”です。学位はその結果にすぎません。つまり、学生やその保護者が苦労して払っている高い学費の対象は、大学教育の本質である”教育サービスそのもの”であり「学位」ではないということ。



コメント

耳の痛い言葉がたくさん並んでいました。

どう考えても自分が人の心に火をつけることができているとは思えませんし、十分に役割を果たせていないことに冷や汗がとまらない日々を送っているように思います。

森岡氏の言葉を借りれば、しょっちゅう討死しています。

「誠実」って…その言葉を見るだけで心臓に針が刺さるような気分です。

まずは、自分が、進むべき方向に進んでいくと、覚悟を決めることが必要なようです。



Comments


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