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推薦図書として挙げられているのは何度が見たことがありましたが、タイトルをみて西の国の大魔女が死んでそこからさまざまなヒューマンドラマが始まる…のようなことを勝手にイメージして、今はファンタジーの気分じゃないなと決めつけて読んでいませんでした。
全然内容違いました。
ちょっと苦々しい気持ちや大事なことを伝えられなかったずっと消えない心のなかの冷たくなった部分、降り注ぐ愛情の温かさや冷静に自分を見つめる目、大好きな人に向けた大好きという気持ちやその人の中にある自分の知らない部分に触れた時のちょっと裏切られたような気分。そんな誰もがきっと一度は体験してきたであろうささやかな心の動きがまっすぐに書かれています。
もしかすると、読後には自分のことをちょっと好きになれるかも。ちょっと自分のことを許せるようになるかも。そんな気もします。
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