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Book Review / 読書ノート『岩田さん』

  • itoigawa1
  • 2021年7月8日
  • 読了時間: 2分

p38

大革命をするから、5年待ってください。

その間は利益は出ませんと言ったら、社長はクビになるんですよ。

だから、毎年一定水準の利益を出しながら、でも変えていかなきゃいけない。


p44

物事って、やったほうがいいことの方が、実際にやれることより絶対多いんですよ。だからやったほうがいいことを全部やると、みんな倒れちゃうんです。

ですから、自分たちは何が得意なんだっけ、ということを自覚したうえで、「名には、何より優先なのか」をはっきりさせること。それが経営だと私は思います。


p46

つまり、基本的には、その会社が「特異なことをする集団であろう」ということを目指すとしても、人と人が一緒に仕事をするためには、最低限、苦手だろうが何だろうが、やってもらわないと困るということを決めないと一緒に働けないんですね。


p69

改めて私が思うのは、やはり目標を定めるというのが大切だということです。

たとえ、それが前例のない目標だとしても。


p81

自分が注ぎ込んだ苦労やエネルギーよりも、ご褒美の方が大きいと感じたら、人はそれをやめない。だけど、帰ってきたご褒美に対して、見返りが合わないと感じたときに、人は挫折する。


p98

自分が何かにはまっていくときに、なぜはまったかがちゃんとわかると、そのプロセスを、別の機会に共感を呼ぶ手法として生かすことができますよね。


p109

宮本さんは、自分がどんなに実績のあるゲームデザイナーであろうと、「お客さんが分からなかったものは自分が間違ってる」というところから入るんですよ。


p187

何かのトラブルがあってお客様をお待たせしてしまっているようなときに、そのトラブルが起こったこと自体についてよりも、「いま、お客様に説明ができていない」ということについて厳しかった。


p215

私はずっと前から、「自分がだれかと仕事をしたら『つぎもあいつと仕事がしたい』と言わせよう」というのがモットーだったんです。

それは自分の中に常に課していたつもりです。

だって、もうあいつとはご免だ、とは、言われたくないですからね。


コメント

耳の痛い言葉がたくさん並んでいました。

叱られているかのような気分にもなるくらいに的確な指摘がちりばめられていました。



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