Chapter 1 p28
目指すべきは「多動」だ。
余計なことを考える暇がないくらいに、自分の心が躍る予定だけで、時間をしっかりと埋め尽くし、無我夢中で動き回るのだ。
Chapter 2 p63
ぼく以外でもできることは専門知識や適性がある人に任せて、ぼくは自分が得意なことに集中する。そもそも会社に赤の他人同士が寄り集まる意味は、そこにしかない。
Chapter 3 p116
口では「忙しい、忙しい」と言ってはいても、実際のところ、その忙しさに見合うだけのパフォーマンスを本当に上げているだろうか?
もちろん、自分の希望とは関係なく、他人からどんどん仕事を振られているのに任せていれば、忙しいように”感じる”のは間違いない。
しかし、結局それは、暇を「作業」で埋めているだけではないのか。
Chapter 5 p190
ただでさえ面倒が多いのに、クヨクヨと未来のことを思い悩んで、不愉快な感情を増幅するのは、バカらしかったからだ。
Chapter 6 p226
ノリがいいとは、何よりもまず「考えないで受け入れられる」ということだ。
手元に「果物」が流れてきたら、とりあえず手を伸ばしてかじってみる。どんなメリットがあるかとか、リスクはどの程度かとか、そんなことは考えなくていい。
コメント
夢中になって目の前のことにさっさと取り組んでみるっていうことが、事を成すのには重要だってことはぼんやり思っていましたが、それがはっきり書いてあって推進力をもらえます。
そういえば、今の常識が不変なものと考えてそれを押し付けるのは大きな過ちだという堀江氏の言葉が、陶芸家の桑田拓郎来ている服も聞いている音楽も違う今の自分たちが昔の物を再現し続けるのは変だという言葉と共通していました。
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