大学と県庁が一緒になって取り組んでいる熱中症予防の成果物です。
高齢者に熱中症予防行動としてエアコンを適切に使ってもらいたいという願いでデザインされています。
体の水分量が少なくなりやすい高齢者が、高い室温によりもっと水分を失ってしまい倒れる事例が後を絶ちません。
エアコンをほどほどに使うことで熱中症は予防できるのに、加齢に伴い暑さに気づきにくくなるという罠によりエアコンを使おうという気持ちになりにくいのです。
その罠に立ち向かおうとデザインしたのがこの液晶温度計です。
少しでも「エアコンを使おう」という動機が発生することを願って、設計されています。
大学と栃木県庁が一緒になって、地域の課題の解決を目指す授業の一環で大学生が中心となって取り組んでいます。
エアコン利用をナッジできたら良いな、と思っています。
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