お買い物は欠かせませんが、お店で長居するのもなるべく避けておきたいです。
長くなりがちなお買い物を、ついつい早めに切り上げたくなるナッジを以前紹介しました。
今回も、お買い物を早めに切り上げたくなるナッジを考えてみました。
買い物カゴを手持ちしているとき、両手にカゴを持とうとはなかなか思いません。
崩れて落ちるかもしれないので、カゴに買いたいものを山盛りにするのも避けたいです。
その一方で、カゴの中がスカスカでまだまだ物が入りそうな時は、崩れ落ちることを心配することは少ないでしょう。
カゴの中に、即席めんやレタスやスナック菓子などかさ張るものが入っていると、その上に物を置きにくくなります。
カゴのなかがいっぱいになっている状態は、さらに物を買おうかな、という気持ちを削ぐきっかけになりそうです。
必要な物はそれでも買うでしょうが、必要のないものを買う気をそぐことにつながりそうです。
早く買い物を終わりたいなと感じてしまう状況をあえて生じさせることで、お店での長居を防ぎ、感染予防と浪費予防につなげられるかもしれませんね。
お店側がお客さんの滞在時間を短くすることを誘発したいときは、お店の入り口の近くに即席めんやスナック菓子、パンなどかさ張るものを置いておくという方法になるのかもしれません。
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